あしょろって 5

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あしょろって 5

10町民の皆さんの生きがい作りと社会参加をどのようにお手伝いできるかをずっと考えています。高齢者だから先は短いと思われたら困るのですが、でも死という現実問題は付きまとっていると思います。私はこの春に定年を迎え、そんな自分も含めて残された人生をどのように生きて、どのように死んでいきたいか、福祉拠点作りを通じてゆったりと考え続けたいと思っています。高齢者就労センターはすでに健康と生きがい作りの拠点になっています。インタビューASHOROTTE足寄町社会福祉協議会 専務 南岡 雄二氏旧いものを捨て去り、時代を一歩リードしたサービスを提供していく全く新しい社協を目指したいどのように生きて根底から支える活動大きな目標の中でそっと寄り添うような高齢者や障がいを持っている方々だけでなく、子どもから若い人、いろいろな世代の方々と交流できる雰囲気と場を創っていきます。そんな中でスタッフは目立たないように、高齢者の方々の生き様と価値観を大切にしてそっと寄り添うような存在になりたいです。私たちは、高齢者の方々の生きざまを整理するお手伝いと、培われた智恵を次の世代に伝えていくことではないかと思っています。ボランティア活動はこの福祉拠点を根底から支える活動の一つで、やりたい活動ができるようにお手伝いしていくことが私たちの役割です。地域交流施設では、様々な方々が一緒に活動することが目標ですし、お互いの活動を通じて新たな活動が芽生えてくるのではないかと期待しています。支え合うことをきっかけにして、自分の生きがいが社会参加につながるといいなと思います。社会福祉士や介護福祉士、ヘルパーの資格を持つ専門スタッフを採用していきますが、求人数に見合う専門職の方々が不足しているのが実情です。ただそのような現実の中で、就職された専門職の皆さんが、夢をもってスキルアップしていける職場環境を作っていきたいです。若い人から研修に参加して、研修先で仲間と励まし合い良いものを作り上げていく、そんな環境をイメージしています。大きな目標の中でゆっくり育っていって欲しいですね。足寄町社会福祉協議会