あしょろって ５ page 11/12

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概要：
あしょろって ５

11H ATA R A K U G AICHIBAN!ハタラクがイチバン中村　清治氏90 歳足寄町社協の高齢者就労センターには63 歳～ 90 歳までの61 名の方々が登録しています。内、６対４で男性がやや多く、高齢になっても働くことを通じて社会参加することで、生きいきと健康を維持しています。中村さんは現在90 歳。若いころは馬追いでした。74 歳からこの草刈の仕事を始め、就労センターの最高齢者です。何と、１週間に３～４日は働いているという。しかも朝８時から午後５時までの長時間にも及びます。朴訥な話しぶりだが、かくしゃくとした雰囲気が伝わってくる。マサカリで薪割りするそうで、本当にタフだと思った。本当に90 歳なのかと確認してみたら、大正12 年１月１日生まれだった。私は90 歳になるまで50 年以上ある。想像を超えた世界を見てしまったような気がする。（寺本：写真中央/ 福祉課総合支援相談室　地域包括支援センター主任）お元気そうですね中村：ほとんど病気はしたことがないよ。おかげ様で達者でこられたから仕事ができていると思う。みんなに助けられてきたんだ。やっぱり健康が大事。生活もあるけど、達者なうちに働かないとね。奥さんはどんな方ですか？中村：家内は６歳下で84 歳かな。家で家庭菜園をやっているよ。ちょっと脚が不自由だけど、他は元気。草刈をすると、草の染みがついて服が汚れるから、毎日の洗濯が大変だね。この仕事を始めて16年、変わったことは？中村：まあ、仕事を始めて体力的には落ちてきたけど、仕事をつづけていこうという気持ちは変わっていないね。仕事以外に趣味は？中村：どこかに旅行でも行ってみたいけど、仕事仕事で追われていて、行ってないねえ。草刈のほかにどんな仕事を？中村：畑仕事や薪割だね。ビニールハウスの修理もやるし、いちばん大変なのは畑の草取。若い頃遊んでいたから年取ってもこんなに働くことになったのかもなあ（笑）お話をうかがって足寄町高齢者就労センター最高齢者に聞く