ブックタイトルあしょろって 6

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あしょろって 6

しんどう医院ホームケアクリニックあづま足寄町内の医療連携入院紹介足寄町国保病院福祉課:総合支援相談室(ソーシャルワークセンター)しんどう医院ホームケアクリニックあづまホームケアクリニックあづま週3回診察外来紹介国保病院地域医療連携室へソーシャルワーカーを派遣(福祉課・国保病院と兼務)5医療連携は基本~在宅復帰を目指して~足寄町国保病院は救急・入院診療を中心に、ホームケアクリニックあづまは外来診療中心という役割分担で平成24 年4月にスタートして約2年が経とうとしている。お互いに患者さんの紹介を通じて、それぞれの役割を果たせるようになってきたが、更なる充実を目指していきたい。足寄町国民健康保険病院院長 村上 英之氏あづまから国保病院に週3回診察地域に戻すために連携を強めていく医療と福祉課は密接な関わりがあるクリニックの外来に通院されている患者さんの病状が変化して入院治療が必要となった場合には、国保病院に入院治療できる連携の態勢が整っています。その場合、クリニックの先生が国保病院に週3回診察に来られ、さらに週1回はカンファレンスを行い、お互い情報交換を行う体制をとっていますので、尚安心だと思います。そして、国保病院を退院した患者さんが「ホームケアクリニックあづま」の外来で治療を継続していくという流れができあがってきました。足寄町内の医療機関で対応できない病気については、帯広の大きな病院に患者さんをお願いする事例が年々増えてきています。主に厚生病院、協会病院、北斗病院、開西病院、第一病院が多いように思いますが、それぞれの病院の得意診療科がありますので、これからもお互いに協力し合っていければと思います。ただ、国保病院が医療療養型の病院と思われているような印象があります。在宅に戻るための中間的病院でもありますので、リハビリそして、在宅療養を安心して過ごせる体制づくりをしていくことで地域に戻ることができるように各病院との連携を強めていきたいと思います。医療を含む患者さんの生活は福祉課の支援と密接な関わりがあり、福祉課から国保病院の地域連携室にソーシャルワーカーが派遣され兼務しています。在宅生活にスムーズに戻っていくためには、患者さんやご家族と直接会うこと、生活実態を直接目で確かめて情報を得てくることは基本です。そうして得た質の高い情報をお互いに情報交換できる形が充実すると総合支援相談室(ソーシャルワークセンター)が更に伸びると共に広がりのある活動になっていくと思います。