ブックタイトルあしょろって 7

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あしょろって 7

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あしょろって 7

福祉行政の良いモデルに足寄町と病院の連携が成熟していくと、一番助かるのが患者さんとご家族だとつくづく思います。患者さんは足寄町民でも家族が帯広市民ということがありますが、手続きや相談にしても役場の方が出向いて相談に乗ることで、ご家族が足寄町まで行かなくても済むことがありますね。こういったやり方はこれまでとは大きく違って、福祉行政の良いモデルになっているのではないかと思います。訪問相談介入のポイント親戚・友人に相談従来の相談態勢悩みはじめ先制的訪問相談態勢足寄町は、患者さんが悩み始める段階で訪問相談に出向く手法に変えました。家族も悩むどこか入れる施設は無いですか在宅生活を段階的に支える仕組み病院に長く入院している時代ではなくなりましたね。どのような病院であっても在宅に向けて退院支援していくことを国は強力に推進しています。でも、退院後の次のステップをなだらかに刻んで行く仕組みが十分ではないと思います。足寄町さんの在宅生活を段階的に支える「むすびれっじ」の仕組みはみんなが待ち望んでいたものだと思います。治療を終えた患者さんが迷わないように行政とタイアップしていくことができると思います。無くてはならない訪問看護病院側から見た在宅支援の中で、無くてはならないのは訪問看護だと思います。しかも24時間いつでも駆けつけることができる態勢が整備されて初めて訪問看護の真価が発揮されます。訪問看護ステーションはいつでも看護師に電話で相談できる仕組みが含まれていますので、特に患者さんやご家族の夜間での安心感を与えることができます。地域には必須のサービスだと思いますし、そうなればもっと安心して地元に戻っていくことができるでしょう。11