ブックタイトルあしょろって 8

ページ
11/12

このページは あしょろって 8 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

あしょろって 8

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

あしょろって 8

足寄町は特別な地域前任者の奥先生から引き継いだ私(三関先生)が足寄町国保病院で1か月に1度消化器内科診療をさせていただいています。国保の先生と顔なじみになって電話でも話しやすくなりました。急ぐ場合など、このような関係はお互いに良いですし、患者さんにとっても安心ではないでしょうか。そのような意味では足寄町は特別な地域ではないかと思っています。4月からは消化器内科と総合内科に2名ずつ医師が増員になりますので、益々連携が強くなると良いですね。足寄町国民健康保険病院足寄町役場昨年一年間に68名の担当者が早くから足寄町民の方が入院駆けつけてくれるされました。そのうち仕組み約半数の方が消化器内科への入院でした。何らかの障がいが残る方であっても、第一病院では、最後まで安心してお世話させていただく態勢を整えています。ですが、やはり地元の足寄に戻りたいと考える方が多いようです。入院しても、足寄町さんの担当者が早くから駆けつけてくれる仕組みになっているので、患者さんは安心だと思います。こういった具体的な連携手法が、他の町村にも広がって行けば、もっと多くの患者さんが地元に戻ることができるのではないでしょうか。自宅で最期を迎えられるように第一病院では、在宅ケアセンターを開設したことで、24時間の看護や介護を提供できるようになりました。昨年一年間で、14名の方に施設や在宅での看取りをさせていただきました。緩和ケア病棟構想も進めている一方で、ご自宅での最期を希望される方には、私たちは出かけて行って自宅で最期を迎えられるように、更に充実していきたいと思っています。今は帯広市内の方だけで、足寄町まで出かけて行くことはなかなか難しいですけどね。11